インタビュー- Interview

JTOCについての対談

下村この度は、はるばる神戸までお越し下さり、有難うございました。先生に直接お尋ねしたいことが何点かあり、先生のご来日まで待っていました。ご質問してもよろしいでしょうか?

クチェラ先生もちろんです。どうぞ。

下村私共のカレッジの講師をお引受け下さり、心より御礼申し上げます。お引受け頂く際、何が決め手となったか教えて頂けますか? ずっとその理由を知りたいと思っていました。

クチェラ先生理由はいくつかあります。最大の理由はJTOCがKCOMと提携されたということです。これは大きかった。さらに、レンゾー・モリナーリ先生がJTOCの名誉顧問であり、かつ講師でもあるという点です。そのため、安心してお引受けできると感じました。

下村と、おっしゃいますと?

クチェラ先生まず、モリナーリ教授は大変信頼のおける方です。更に、私はモリナーリ教授のオステオパシーに対する姿勢が好きです。またモリナーリ教授はアメリカ、ヨーロッパ、ロシアにも幅広い人脈をお持ちの上、周囲と摩擦を起こすことなく物事を推し進める力があります。そしてオステオパシードクターとして大変高いスキルをお持ちです。

下村そのとおりですね。 私も世界各地を訪ね様々な方とお会いしてきましたが、モリナーリ教授ほど能力もあり、人格的にもバランスのとれた方と会ったことはこれまでありません。彼の事を悪く言う人はまずいません。モリナーリ教授のお蔭で、クチェラ先生が私共の講師をお引き受けくださったのですから、私はモリナーリ教授に本当に感謝せねばなりません。

クチェラ先生ブライアン・デーガンハート先生も講師をされているのですよね?

下村はい、リンパについて講義して下さいます。

クチェラ先生彼は私の教え子だったのですよ。大変優秀で能力の高い学生でした。彼がJTOCの講師を引受けたことも、私にとって大きな意味がありました。また、JTOCはオステオパシーを学びたい方々、そしてすべての協会に対して門戸を開いていますね。

下村有難うございます。JTOCのみならず、その母体団体であるJOPAもオステオパシーを学びたいという熱意ある方すべてに対して門戸を広げています。

クチェラ先生素晴らしいですね。

下村私共のカレッジでのカリキュラムの件ですが、先生は運動機能障害と慢性機能障害について教えて下さいますが、生徒はとてもワクワクしています。

クチェラ先生なぜですか?

下村クチェラ先生の、運動機能障害や慢性機能障害についての講義は、特に素晴らしいという評判を聞いているからです。ご存知ないのですか?

クチェラ先生確かに私の得意分野の一つですが、自分の評価について人から聞くことは殆どありませんので。ただ、教える際には、常に情熱をもって臨んでいますので、受講生が私の講義を高く評価してくれていると信じてはいますが…(笑)

下村どうぞ、もっと自信を持って下さい。モリナーリ教授から、私共のカレッジの講師を引受けて下さるよう、クチェラ先生にかなり積極的にお願いしたと聞いています。私もそれ以前にクチェラ先生に何度も説得を試みましたが、成功に至らなかったので、正直なところ、先生に私共の講師をお引受け頂ける可能性はないだろうと思っていたのです。

クチェラ先生(笑)

下村そのような経緯があったものですから、モリナーリ教授からクチェラ先生が私共のカレッジの講師を引受けて下さるとのメールを受信した時には信じられない気持ちでいっぱいでした。スタッフが翻訳してくれたそのメールの内容を再確認しましたよ。

クチェラ先生ありがとう。 そう言って頂けて光栄です。

下村いえいえ、光栄なのはこちらの方です。なんと御礼をお伝えすべきかわからないほど感謝しています。

クチェラ先生慢性機能障害についての私の授業に関してですが、特にどのような内容について教えたらよいかご希望はありますか?まだだいぶ先のことですので、学長のご希望に沿えるような内容を盛り込むことができますが。

下村そうですね。 以前に講師会議でもお伝えしたかと思いますが、私個人的には、例えば、慢性関節リウマチのようなテーマをお願いしたいです。この種の問題を抱えた患者さんがよく来られるので、そのような慢性疾患に焦点をあてて講義して頂けましたら、学生たちも非常に喜ぶはずです。

クチェラ先生私が教えるのは、3年次と4年次の学生ですね。とすれば、様々なテクニックを既に学んでいることでしょう。そうであれば、1日にひとつずつのトピックを教えることも可能かも知れませんね…。

下村ということは、3日間の先生の講義を受講することで、3つのトピックを教わることができるということですか?

クチェラ先生そのとおりです。まあ、これは1つの提案ですが…。

下村正直、そこまでは期待していなかったです。生徒が先生の授業について行けるか前向きに検討したうえで、お願いしたいと思います。

クチェラ先生わかりました。私の授業がJTOCの学生の皆さんにとって、できる限り有意義な内容となるよう、最善を尽くしましょう。

下村貴重なお時間をいただき、本当に有難うございました。お疲れ様でした。

クチェラ先生学長にとり、今後やらねばならないことが山積しているかとお察ししますが、私としてもできる限りのサポートはさせて頂きます。力を合わせて頑張りましょう。

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※D.O.(Diploma of Osteopathy)、JTOC、日本オステオパシープロフェッショナル協会(Japan Osteopathic Professional Association)は登録商標です。
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